今回の海外旅行は、微笑みの国、タイ〜THAILAND〜

2006年9月17日〜21日までの5日間で行ってきました!
辛くて美味しい食事、歩き回った疲れも吹き飛ぶタイ式マッサージ、大自然に囲まれた遺跡。
初めて行ったけれど、帰りたくなくなるほど気に入り、心から満喫した旅でした!

2005年グアムの旅はこちらをCHECK!

 
9/17(日)
妹と合流し、夕方の便で仙台空港から成田国際空港経由でいざタイへ!



しかし!台風の影響で仙台空港発の飛行機が大幅に遅れ、乗り継ぎできないかもという事態発生。
頑張ってとった遅い夏休みが無駄になるのか?とハラハラしたものの、
タイ行き出発の15分前に到着。

空港の方の案内で特別通路をダッシュ!なんとか飛行機に。タイよ待っててねー♪

 

【プミポン国王】

成田から6時間40分でタイの首都バンコクへ。到着は22時50分。
(日本との時差はマイナス2時間だから日本時間24時50分。深夜。)

HISのバスでツアー客それぞれのホテルへ行く途中、なんとプミポン国王の車が通るという話。タイでは国王を非常に愛し尊敬しているため、国王の通る道は通過前後を含め通行禁止になるそう。
どうりで空っぽの道路を前に大渋滞だ。
しばらく待っていると、超高速で目の前を車らしきものが横切った!!新幹線か?!
視界に残ったのは線のような残像だけ。とにかくすごい速さ!!
お付きの車もかなりの車間距離をあけて光のように続いていく。
初日にしてすごい光景を見た…。

【高層タワーのスイートルーム】

ホテルは67階の高層タワー「ルブア アット ステートタワー」。全室スイート!
私たちの部屋は64階。夜景が美しい!お部屋の広さは66平方メートル。
リビング、バスルーム、ベッドルーム全部広い!思わず走ってしまいました(笑)。
バスルームなんて私の部屋よりも広いかも!素敵☆
キッチンもついていて長期滞在可能。

感激しながら探検したり荷物整理をしたりで、眠ったのは2時か3時。
明日はいよいよ観光だ!



9/18(月)
2日目は寺院観光。さらにオプションで象さんショー。朝5時起きでしっかりと朝ごはん。



バイキング♪ピリ辛のタイ料理、トロピカルフルーツ、焼きたてのパンケーキ、
オムレツ、ベーコン、
彫刻のように飾り切りした新鮮なサラダ、和食…好きなだけ取り分けていただく。
全品食べるのは到底無理。
でも、どれもおいしくて思わず食べすぎてしまいました♪



7時にロビー集合でおでかけ。
バスを降りるとドラゴンフルーツを売っている屋台も。色が綺麗。



さあ!観光初日。まずは、【暁の寺院〜ワット・アルン】へ!



チャオプラヤー川西岸のアユタヤ時代の寺院跡にトンブリ朝のタークシン王が王家の寺として建てたもの。 ラマ2世から3世にかけて大改修したシンボルの大仏塔は高さ67メートル。基壇の周囲は234メートル。
朝日を浴びて輝く姿も美しく、沈む夕日をバックにしたシルエットも美しい。

タイ最大のクメール様式の仏塔。見るとわかるように、川を渡らないといけません。
ワット・ポー(黄金の涅槃仏の涅槃寺)の近くから渡し舟で渡ります。



晴天で暑いものの、まだ午前中ということと、川を渡る風が気持ちよくてなかなか快適!
日差しがかなり強いのでカーディガン着用。



さて、皆さん気づきましたか?黄色いTシャツの方が明らかに多いことに。
隣の船なんか黄色で統一です!
これはタイの皆さんの愛国心の表れなんです。

プミポン国王が非常に愛されていることはすでに書きましたが、この日、月曜日はプミポン国王の生まれた曜日なんです。
だから月曜日は毎週、金色=黄色い服を着てお祝いするんだそうです!
月曜は街で黄色いTシャツがたくさん売られていますので、皆さんも月曜日に行った際はぜひ!

ちなみに、他の曜日も色が決まっていて、火曜はピンク、水曜は緑、そしてオレンジ、青、紫、赤と続きます。



実は妹は船酔いがひどいため心配でしたが、5分くらいで渡れ、特に揺れもなくゆったりと渡れました。ほっと一安心。

 

4層からなる塔は途中まで石段で登ることができて、
彫像を目の前で見ることができるんです。

 

大仏塔の最上部には神の使者エラワン(ゾウ)にまたがるインドラ神の像があります。
下にいて建物を支えるようにしているのは鬼の使者。

 

登っている途中、チャオプラヤー川を眺められるところもあり眺めがいい!
空がぐっと近くに感じます。



さて、太陽の光を浴びて輝くと言われる「暁の寺院」ですが、光を受けて輝いている正体は、陶器!!

よーく見ると仏塔全体に鮮やかな陶器が埋め込まれているんです。
これは仏塔を作る際船で川を渡り、
荷物が軽すぎて船が不安定になることから陶器をたくさんのせてきて後に装飾として使用したそうです。同じように下にたくさんある像も運んできて装飾に使用したそうですよ。

 

観光した後は、変身!!
旅の勢いでタイの民族衣装に包まれてみました☆妹に後光が差しております(笑)。



ヅラがずれ気味ですが、楽しかった♪


かわって、【王宮とエメラルド寺院〜ワット・プラケオ】へ!

 

大きな門を入ると兵隊さんが列をなして警備中。
エメラルド寺院はバンコク王朝を守護する菩提寺で、タイで最高の地位と格式を与えられています。王室専用でタイで唯一僧侶がいない寺院。本堂にエメラルドの仏が安置されていてエメラルド寺院と呼ばれます。

ここで重要なのは服装。王室を敬い、身だしなみを整えるのがマナーです。
半ズボン、ノースリーブ、ミニスカートなどでいると入場できません。
サンダルは最近許可されるようになったようですが、私は念のためスニーカーを履いていきました。

そして、残念ながら本堂の中は撮影禁止!
外壁は金箔や色ガラス、螺鈿細工が施されていきらびやか。
後ろに見える像は半人半獣の猿神ハヌマーン。寺院を邪神から守っています。

 

エメラルド仏は高さ66メートルもあるので背伸びをして見ましたが、
気品ある高貴な姿をしていてとても美しかったです。
金色の衣を着ていましたが、これは年3回(暑季・雨季・乾季)国王自らの手で衣替えされているそうです。

【プラ・シー・ラタナ・チェディ】

 

スリランカ様式の仏舎利塔。黄金色がまぶしい!

 

ラマ1世が記した経典「金の法則」が納められている【プラ・モンドップ】

扉前の蛇神ナーク。(左)
階段の左右両側で邪神の侵入を防ぐ。

【プラ・スワナ・チャルディ】

 

エメラルド寺院最古の仏塔と言われる1対の金色の塔。
バンコク王朝を開いたラマ1世が両親の為に建立。
台座を支えるのは神話に登場する半人半獣の猿神ハヌマーンと悪魔。
右はエメラルド寺院の門を守るため6体据えられた鬼神のうち2つ。

 

こちらは半人半鳥のキナリ。天の楽人として地上に遣わされた。
女性的な優しい表情で記念撮影で大人気の像。

【回廊の壁画】



エメラルド寺院全体を取り囲む回廊。インドの叙事詩「ラーマーヤナ」のタイ語版「ラーマキエン」を題材とした壁画が色鮮やかに。 タイの王朝にとって理想の王と考えられている主人公ラーマ王子が、猿神ハヌマーンをお供にしてシーダー姫を守り、 魔王トッサカンに打ち勝つ物語が178場面に分けて再現されています。

【チャクリ・マハ・プラサート宮殿】

   

ラマ5世が建造を開始。バンコク王朝100年祭に完成。
大理石の西洋風の建物の中央と両翼にタイ様式の金色の尖塔。現在は迎賓館として使用。
ここでは衛兵の交代式も厳かに行われます。

【ドゥシット宮殿】

1979年に焼失したものを再現。7層の屋根は神々が宿る聖なる山を模しているそう。 螺鈿細工の王座や寝台が置かれ、国王の遺体は荼毘に付す前にここに安置されます。



寺院を観光した後はランチ!もちろんタイ料理!

 

つるっとしたお米の麺とさっぱりしたスープのタイラーメンがおいしかった♪
でも、自分でトッピングをする時に青いのが唐辛子だと気づかず、辛〜いスープに。
タイの辛い料理や暑さにはスイカをぎゅっと絞ってスムージーにしたスイカジュースがぴったり☆

【サンプラーン・エレファント・グランド&ズー】

午後はバンコク市内から車で1時間ほどの動物園へ。
象をメインとしたテーマパークで、ワニの養殖もしているそう。



いきなり大きなトラと記念撮影!ひゃー!
首輪でつながれているだけなんですけど…。トラとトラの間に入ってポーズ。
「しっぽ触ってごらん」というタイ人のジェスチャーに妹は無邪気に触る。。。



私にはこっちの方がいいよ。子ゾウとお友達♪
膝に座るように言われくっついたら体があったかい!
そして意外に目がするどいのだった。

 

「ワニに食べられるー!!」そんな気持ちを表現してみました。



エレファントショーは有名な象祭りも取り入れていてなかなか見ごたえあり。
象の背中に乗って戦う勇士たちが登場。盛大な爆裂音と炎があがり迫力満点。



サッカーショーでは中田やベッカムのゼッケンをつけて実況も。
ちいさな象さんが一生懸命シュートしている姿がかわいい。



ダンスや太鼓たたきの演奏など、とっても器用。

 

1番驚いたのが、逆立ち!ゾウさんすごいねえ。

 

タイに来たら2番目に挑戦してみたかったゾウ乗り☆
ゆらゆらしてちょっと怖かったけど、面白かった!
ゾウの上で撮影したのでゾウに乗っているかどうかよくわかりませんが、
ゾウの背中からの目線でエサをやる皆さんを撮ってみました。

【タイ式マッサージ】



タイで1番挑戦したかったのはコレ!!
プロレス技ではありません(笑)。ヨガと指圧を取り入れ、リンパの流れを良くするマッサージ。
アロマオイルで足を洗った後、足の指から顔、頭まで、体のほぼ全てを丁寧にほぐしてくれます。
気持ちいいのなんのって、最高!!
妹とも話してましたが、これでかなり体力が回復しました。
2時間で700バーツ(日本円で約2100円)という安さにも感激!

 

昨日あまり寝ていないのですが、せっかくタイに来たからにはめいっぱい楽しみたいので
急遽夜は「ニューハーフショー」を予約。
その前にショっピングをしつつ、フードコートで食事。
ココナッツの甘さと酸っぱ辛い味にもだいぶ馴染んできました♪

【キャバレー・マンボのニューハーフショー】



美しい!女性よりも女性らしいかも。
タイはニューハーフの方に優しい国で、普通に店員さんなどもできるそう。

 

客席にも来てくれるので、握手に来てくれた瞬間をとらえました(笑)!
スタイルがいいのです。




最後の記念撮影は一際存在感を醸し出していたこの方と☆
記念撮影のチップは20バーツ〜40バーツ。撮影してくれるボーイさんにも必要。

詰め込んだ1日で、さすがにくたくた。
電車でホテルに帰ったのは夜11時すぎだったでしょうか。
コンビニでタイのお菓子をお土産用に買いつつ帰りました。
それにしても、駅からホテルまで迷った上に声をかけてくる人が多くてびびりました…。
眠るのはまたもや深夜に。
    
9/19(火)
今日は世界遺産アユタヤとバンパイン離宮観光。
船酔いを避けるため、車往復をセレクト。



HISのオプションで色んなホテルを回ってピックアップしていくので
5つ星ホテル、シャングリラのロビーで待っている時にパチリ!ゴージャス!

【アユタヤ・バンパイン宮殿】

車で1時間ちょっと。アユタヤの歴代王が愛した夏の離宮。今も使われているんですって。
水と緑に囲まれて、風も気持ちいい過ごしやすい場所でした。
西洋と東洋の建築様式がまざっているのも不思議な魅力。

 

ポルトガル様式の天文台。
ピサの斜塔風に押さえてみました(笑)。

 

緑がいっぱい!家の妹はユーモアいっぱい(笑)!

 

唯一内部が公開されているウイハット・チャムルン宮殿。
2階建ての中国建築。表と裏で意匠が違って見える透かし彫り、
古伊万里の壺など内部は撮影できないけれど絢爛豪華。

 

ウサギやゾウなど、細かく手入れの行き届いた草花もかわいらしい。

≪アユタヤ遺跡≫

【ワット・ヤイ・チャイモンコン】

 

高さ72メートルの仏塔から周りの街も見渡せる。

   

高名な僧侶の人形。まるで生きているよう。
金の仏像。

 

私の誕生月9月の仏様。9月生まれは頭がいいそう。ガイドさんに言われ喜んで撮影。
参拝した後に鳴らす鐘。



寝釈迦像。

 

ランチ。午後になって蒸し暑いのと、遺跡は日陰がないので休憩がありがたい。
バイキングでしっかり栄養と水分を補給。

【ワット・プラ・マハタート】

 

アユタヤ時代の重要な寺院。
かつて黄金色の尖塔を持つ巨大な仏塔があったがビルマ軍が攻めてきて破壊されてしまう。
瓦礫のようなレンガが残る。



首のない石像は、頭と胴体の中央を空洞にして芯を入れつないでいたため簡単に外れるという構造。
ビルマ軍が中に宝石を隠していると思い、切って探し捨てていったと言われる。



木の根に取り込まれながら奇跡的に残された有名な仏頭。
写真撮影は仏様よりも高い位置にならないようしゃがむのがマナー。

【ワット・プラ・シー・サンペット】

 

歴代の3人の王の遺骨を納める3基の仏塔。
アユタヤ王朝最初の木造宮殿が建てられた地。
これもかつては金に覆われていたものの、ビルマ軍の侵攻で金ははがされ、寺院も仏像も崩壊。


 

【ウィハーン・プラ・モンコン・ボピット】



座幅9・55メートル。高さ12・45メートルのタイ最大級のブロンズ仏像で有名な仏堂。



この旅2度目のゾウ乗り♪今度はちゃんと乗っているのがわかる!



池のまわりを10分ほど散歩。けっこう揺れるのでゆったりというよりドキドキする。
でもゾウさんに乗れるなんてなかなかないので2人ともニッコニコ♪

【コカ・スキ】

創業45年以上を誇るタイスキの老舗。

 

海鮮スープとトムヤムスープ2種類を味わえるタイスキをセレクト。
シーフードもたっぷり!新鮮なのでしゃぶしゃぶしてすぐ食べられる。



金沢のタイ料理のお店でよく食べたけど、本場の味は初めて!おいし〜い☆

 

この旅初のお酒。タイビールをいただく。
さっぱりとした味が辛いお料理にぴったり。
エビの湯葉巻き揚げやすり身揚げも美味!



デザートはタピオカのココナツミルク和え。
モチモチしていて甘くておいしい☆
店員さんと任天堂DSを使っておしゃべり。ちょっとだけタイ語がわかったかも♪



ホテルに戻り、最上階で夜景を見ながらカクテルを味わう。
なんとドームになっていて晴れた日には開くんだって!!
他のお料理は目が飛び出るくらい高いしお腹いっぱいなので雰囲気を味わってお部屋に戻る。
9/20(水)


64階の私たちの部屋からの景色。
忙しく観光しすぎてじっくり写真撮影もしていなかったので
妹が朝撮影しておいてくれました。
私はお土産など荷造りにバタバタ(笑)。
テラスに出られないけれど、夜景も綺麗だったし、
ちょっとじっくり撮影してみれば良かったなあ。



ハイ!最終日ですが、夜遅い便なので20時の集合時間までたっぷり遊びますよ!
すっかりなれた電車に乗って。仙台の地下鉄カードみたいなカードがあって便利。

 

タイに住みたい…と思ったくらい気に入ったタイ式マッサージのお店にふらりと入店。
街歩きもすっかり慣れてきました。
今回は足の角質取りもセットにしてみました。
まるで赤ちゃんの足の裏みたいに柔らかくなってびっくり!
すごい。しかも、ここは1時間のタイ式マッサージつきでも150バーツ(約450円)。
あー日本じゃこんなにリーズナブルに本格マッサージしてくれないよー。
帰りたくない!

【ソンブーン・シーフード】



もちろん、帰らないわけにもいかないので(笑)、夕方くらいまでお土産を買いにめぐり
最後はタイ人に大評判の庶民派シーフード店ソンブーンで夕食。
「プー・パッ・ポン・カリー」180バーツ(約540円)と、
全く言葉が通じないので勢いでもう1品揚げ物。さらに椰子ジュース。
タイで有名なお料理だけあって、カニの旨みとスパイスが効いていて玉子がまろやか。美味しい!



お土産はドリアンチップスなど色々買ったけど、
自分用にアユタヤの日本人町で買ったブードゥー人形。日本でも少し前から流行っているそう。
身代わりになってくれるんだって♪
かわいいお土産と一緒に22時40分の飛行機で日本へと帰るのでした。

9/21(木)
成田空港に朝6時45分に到着。お昼の便で仙台へ。

いつもは海外旅行の後は日本食が恋しくなるけれど、
今回は大丈夫でした。暑いのは苦手だけど、タイ料理がとてもおいしかったので
タイで暮らせるかもと思いました(笑)。

タイに旅行される方は公衆トイレには紙がないのでティッシュを携帯するかホテルやお店で。
電車や建物内はキンキンに冷えているので上着をお忘れなく!
 


<これまでの斉藤光子・海外への旅>

1999年 2月15日〜18日  「グアム」(仙台空港経由)
                 …初の海外旅行!大学の友人と卒業旅行☆
2000年 9月23日〜27日  「オーストラリア・ケアンズ」(名古屋空港経由)
                 …コアラを抱っこ〜♪カンガルーの餌付け。シュノーケリング。
                  気球に乗るなど盛りだくさん☆
2001年 2月17日〜20日  「香港」(関西空港経由)
                 …フェイ・ウォンに似てると言われご機嫌でした。
2002年 2月8日〜11日   「台湾・台北」(名古屋空港経由)
                 …英語も日本語も漢字も通じず四苦八苦。
                  でも親日国で日本の音楽やキャラクターが人気。
2005年 2月3日〜6日   「グアム」(仙台空港経由)
                 …2度目のグアム。フリーランサーになってから初☆
2005年 10月13日〜16日  「グアム」(仙台空港経由)
                 …3回目のグアム。